これまでに担当したタイトルで最も印象に残っているものと、具体的な仕事内容を教えてください

「妖怪ウォッチ」シリーズが最も印象に残っています。担当としては、管理系の業務に加えて、ゲームデータ、戦闘、音楽ゲームなどの実装を行いました。
シリーズを通して、限られた時間で細かい部分にしっかりこだわって制作し、多くの人に遊んでもらえる良い作品ができたと思っています。

担当セクションの作業にとって、必要なスキルは何ですか？

もちろん技術力は必要なのですが、「他人と意思疎通がきちんとできること」が非常に重要です。
プログラマーは、ほかのセクションと関わりながら仕事を進めていくことが多いため、プログラマー同士はもちろん、ほかのセクションとも話し合いながら、ゲームを制作することが要求されます。
あとは、何か1つでも技術的に得意なことがあれば、さらに良いと思います。

仕事をするうえで、大事にしていることは何ですか？

チームで「ビジョン」を共有することです。
自分たちが、どのようなものを、どのようにして作ろうとしているのか、しっかりと共有しながら制作を行っていかないと、限られた時間で面白い作品を作ることは難しいと考えています。
そのため、常にチームで情報共有を行い、何をやらなければいけないのかをはっきりさせて、仕事を進めるように心がけています。

仕事を通して、一番うれしかったエピソードを教えてください

「妖怪ウォッチ」シリーズの制作に携われた事です。
制作みんなで、丁寧にこだわって作った作品ですので、多くの人に遊んでもらい、評価されたことは非常にうれしく思います。特に、イベントなどで子供たちが盛り上がっている姿を見るとうれしく思うと同時に、このコンテンツの大きさを実感し、次への意欲が湧いてきます。

新しい仲間が加わる場合、どんな人と一緒に仕事がしたいですか？

人の話をきちんと聞くことができて、聞いたうえで自分の意見をしっかり言える人と仕事がしたいです。
仕事をするなら気持ちよく、楽しく仕事をしたいので、謙虚さを持ちつつ、自分の意見をしっかりと言い、共に面白い作品を作っていけるような人と仕事ができればと思います。

学生時代に経験したことや学んだことの中で、現在の仕事に活かせていることはどんなことですか？

あえて上げるとするなら、数学の知識でしょうか。
正直に言うと、これをやったから今の仕事に役立っているという明確なものはなく、裏を返すと、経験したことの多くは、何かしら役に立っていると思います。
何でもいいので、興味がある事は、積極的にやったほうがいいと思います。
たくさん経験して、たくさん成功や失敗を積み重ねて、なぜその結果になったのか、自分で考える力を身に着けることが大事だと思います。

これからレベルファイブでどのようなことをやってみたいですか？今後の夢を教えてください

なかなか難しいとは思いますが、妖怪ウォッチを超える作品を作りたいですね。
より多くのユーザーに、より大きな感動を与え、よりユーザーから愛される作品を作っていきたいと思います。